医業開業での会計

クリニックを開業するということ

クリニックを開業するということは、医師としての
仕事のみを行っていた 勤務医時代とは違い、経営者
としてのあらゆる仕事が求められるということです。
診察や治療で多忙を極める中、医師としての継続的な
知識・技術取得に加え、会計や税務関連、人材育成、
給与計算など安定したクリニック経営のために必要な
さまざまなことを学び、実践していかねばなりません。
その中でも、会計についてはなるべく早い段階で理解を
することが重要です。

クリニック経営における会計

クリニック経営における会計とは、活動状況を金額に
よって測定、記録・分析し、院長など経営に携わる
人々に有益な情報を提供するとともに、税務署や銀行などに、
クリニックの財政状態や経営成績を報告するものです。
そのため、診療内容等はすべて金額で評価・測定、記録する
ことが必要になります。評価・測定、記録するための技法として
簿記を使います。

まずやるべきこと

クリニックの会計を始める上で、まずやるべきことは、
クリニックの会計とドクターの家計を、はっきり区別することです。
まず、クリニック専用の預金口座を作り、クリニック専用の
現金を用意しましょう。その後、出納帳をつくり、クリニックでの
現金の出入りをすべて記録します。領収書や請求書など、重要な
書類はきちんとまとめておきましょう。明確に残された記録は、
経営者として決断を下す際の重要な判断材料となります。
安定したクリニック経営のために、医療会計は正確に行いましょう。